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とある飛空士の恋歌 感想

こんばんは。NINOです。

金曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。

明日から土日という事で羽目を外している方も多いのではないでしょうか。良い事ですね。週末最高!

・・・と言いたいところですが、NINOは土日もバイトで休みなしです。週末最悪!

最近はバイトにも慣れてきました。以前は遠い存在だったぬいぐるみも最早日常茶飯事に触ってますしね。

本日は週刊少年ジャンプで連載している、「ONE PIECE」という漫画の「ボア・ハンコック」という人気キャラクターのフィギュアがクレーンゲームの景品で出るそうで、整理券配っちゃったらしいです。山形のワンピ人気は恐ろしいですね。

さて、前振りとは全く関係ありませんが本日の感想は「とある飛空士の恋歌」。

以前感想を書いた「とある飛空士の追憶」の世界観を共有した作品、と思わせておきながら実質的に続編でした。
現在4巻まで刊行されていて、5巻で完結予定と4巻に書いてありました。
4巻とも今日中にぱぱっと読んじゃいました。
著者によるとモデルは「ロミオとジュリエット」。これを知ったのは読み終えた後なのですが、これを見て妙に納得しました。

戦争が絡んだシナリオっていうのは基本的に最初にほのぼのした日常が入ってきてから凄惨な戦争シーンに入るっていうのは鉄板ですね。感情移入しやすいですし、「こういう日常がもう二度と帰ってこない。」という認識もできるので読んでいる方もどきどきしちゃうのです。多分。

本作は前作では明かされていなかった世界観などから、主人公も登場キャラクターもがらっと変えての作品です。全作よりもライトノベル風な表現が大めです。

あらすじです。
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バレステロスの第一皇子だったカール・ラ・イールは革命によってその地位を追われ、大好きだった母も処刑されてしまう。カールの脳裏には革命の神輿であるニナ・ヴェントに対する憎悪が焼きつく。
共和主義の新たな政権は、カールが子供なので殺すのは体裁に関わるとし、町で一番評判の悪い人間に引き取らせ、野垂れ死にさせようと目論むが、路傍で涙を流しながら空を飛びたいと呟くカールの様子を見た、ミハエル・アルバスという飛行機工場に勤める中年の男がカールを引き取り、カルエル・アルバスという名前で生きていく事になる。

月日は流れ、共和主義政権に再び元の王政に戻そうという動きが出始め、そのために既に死んだ事にされているカルエルの生存は邪魔なために、空飛ぶ巨大な島「イスラ」により、「未だ発見されていない空の果てを発見する」という、“ロマンあふれる旅”に参加するという提案がなされる。

イスラの中には飛空士養成学校もあるということで飛空士になるという義父との約束も叶えることも含めて、カルエルは義理の妹であるアリエルとともにイスラへと旅立つ。

しかし、この計画は王政復古派の貴族と、ニナ・ヴィエントを含めたかつての改革の主導者達の文字通りの“島流し”でもあったのだった。

カルエルは出発の儀式の際に飛行機コクピットの中で思う。
旅立ちなんかじゃない。これは綺麗に飾り立てられた追放劇だ。

様々な思惑をまじわせながら、海の尽きる場所を、空の果てを見つけるためにイスラは旅立つ。
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久々に読みふけった作品だけにかなりお勧めできます!

展開がハードなほど幸せな時間の描写が生きますね・・・

また作者の犬村さんは絶対ラーメンとカレー大好きですよねこれ。私も大好きです。

ライトノベルが好きな方は是非是非!ガガガ文庫ですよー!

ガガガはホントにあまり聞いた事のない名作多いと思いますよ。

それでは今夜はこの辺で。

皆様良い夜を。

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戦闘要塞マスラヲ 感想

どうもこんばんは。NINOです。

実は最近家のボイラーが故障しまして、ちょっと豪華に温泉へGOです。

市内にある温泉は500円くらいで入れる上にちょっと足を伸ばせば行けるので良いですよね。

個人的に温泉は凄く好きなのでのんびりと浸かってきました♪

しかし帰ってきたらボイラーがなおっているという・・・

なんでかわかりませんが、損した気分になりますよね。

とにかく、風呂は命の洗濯と某有名なセリフもありますし、楽しんだもん勝ちの考え方をつけたいところです。

さて、本日の感想文は「戦闘要塞マスラヲ」。角川スニーカー文庫の作品ですね。

林ヒロアキさんが作者のこの作品、実は「お・り・が・み」という作品の続編なのですが、こっちを推したのは個人的なお勧めですね。

パロディネタが満載で、流行りの時期に読むと凄い面白い作品なのですが、残念ながら旬を過ぎているので当時ほどの楽しみはできないかもしれません。

しかし、それでもやっぱり世代の人にはお勧めですね。と、言っても数年前の流行りですのでまだまだ面白く感じると思います。

内容としては現代ファンタジーのファンタジー色濃い目で8割はファンタジー気味です。

ストーリーも主人公、ヒデオが、凡人ながら“なにかしてくれそう”と思わせてくれる珍しい主人公です。だけどダメダメでもあるんです。きっとこの主人公を嫌いになる人は少ないはず!

作品自体は5巻で完結していますが、現在後日談としてのお話が「レイセン」という作品が現在刊行中です。

それではあらすじです。
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川村ヒデオ、人間。
生来生まれ持った殺人鬼もかくやといった目つきの悪さのため、上京して就職活動をするものの34社が書類採用の段階で不採用になる始末。

結果、出不精症候群の人間恐怖症になってしまい、お金も使い果たして死を選ぼうと思っていたところ、超愉快型極悪感染ウィルス、Will.CO21に感染したノートパソコンを拾ったがため、聖魔杯を巡る、神魔が蔓延る聖魔杯争奪トーナメント大会に出場することになる。

しかしその目つきのせいで実力者と勘違いされつつも、ヒデオの聖魔杯トーナメントでの行動とは・・・?
____________________________________

今の時代では就職活動は受ける会社が50社が前提と良く聞きますが、この時は34社でも全然多い時期ですので、しかも書類落ちってとんでもなく目つきが悪いんでしょうね。

しかし、引きこもりならではの冷静さや突っ込みは共感どころ満載だったり、予想外の突っ込みだったり、前述もしましたが凡人のはずの彼に期待してします作品です。

ラノベ好きな方は是非どうでしょうか?

それでは今夜はこの辺で。

皆様良い夜を。

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とある飛空士の追憶 感想

こんばんは、NINOです。

本日は久々に弟が鶴岡より帰省しました。

今夜は一緒にモンスターハンターしようと思います!
最近どうも“行かないといけない”とき以外の睡眠時間が制御できなくなっています。

なんとかしないといけないですねー。

さて本日は「とある飛空士の追憶」というライトノベルの感想です。

ガガガ文庫から出版されているこの作品。
作者は犬村小六という方。

口コミで有名になったと有名な作品ですが、それだけの内容があると思えました。
ゲッサン」で漫画化もしていますね。今年の4月にはアニメ映画化することが公表されています。

主人公の生まれの境遇から説明される世界観が過酷な状況をわかりやすく説明してくれますね。
わかっていましたが、生まれが重視される時代とはこんなものなのでしょうね。娯楽小説といえども、妙にリアルですが、こういうリアルさを描けないと面白い作品は書けないんでしょうね・・・。

飛空士というのは戦闘機パイロットのことですが、出てくるのは架空の戦闘機なので、戦闘機に詳しくなくても存分に楽しめる内容であります。

ローマの休日」や「天空の城ラピュタ」をイメージして書かれたという作品でもあり、確かに雰囲気が似ているようにも感じました。

あらすじです。
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西大陸を支配する神聖レヴァーム皇国と東大陸を支配する帝政天ツ上は1万2千キロメートルの距離がある中央海を挟み、戦争状態を続けていた。

天ツ上領内にあるレヴァームの自治区にあるデル・モラル家が天ツ上軍に襲撃され、当主は殺害される。難を逃れていたファナ・デル・モラルはレヴァーム皇子の婚約者でもあった。

皇子は彼女を救うために

レヴァームに住むデル・モラル航空騎士団のエース狩野シャルルは、ある日上級士官に呼ばれ極秘任務を告げられる。

「時期皇妃を乗せて、中央海1万2000キロメートルを翔破せよ」

それがシャルルに出された極秘任務の内容だったが・・・
____________________________________

1万2000キロメートルって日本の東京からアフリカのモロッコまで届く距離でもあります。
作中の2国は凄まじい距離の戦争をしていますね・・・
中央海と両国の情報的にはものすごい距離が開いていますよね。

しかし、それほどの距離を相手国に気取られないように飛行する・・・

お話づくりとしていい感じの問題提起ですね。私ごときが何を言ってるんだって感じですが。

傭兵パイロットと時期皇妃の爽やかながら切ない空の話。興味が沸いた方は是非是非。

それでは今夜はこのへんで。

皆様良い夜を!

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伝説の勇者の伝説シリーズ 感想

こんばんは。NINOです。

なんだかんだ言って雪は降りませんでしたが大粒の冷たい雨が降る中、傘を持たない私は走るしかありませんでした。

寒い中走り、体があったまってこないときってしんどいだけですよね・・・
個人的に冬にフットサルをすると良くある現象ですが、やはり体を動かす時はウォーミングアップが大切ということですね!

なんて事を書いていたら運動がしたくなりました。明日時間があったらなにかしらしようかなと思います。

さて、本日はライトノベルの感想。
本日読んだのは「大伝説の勇者の伝説」というラノベの4~8巻を読みました。睡眠時間を削って私は何をしているのでしょうか。いえ、ちゃんとある程度睡眠はとっているんですが。

実はNINO、通常の文庫本程度の厚さのラノベであれば1冊1時間で読む事ができたりします。(ちなみに川上稔さんの作品は無理です・・・最新刊なんて上中下全部辞書じゃんあれ・・・)

まぁこの能力、ホントにラノベ限定って言う無駄な能力なんですが、この「伝説の勇者の伝説シリーズ」を著している鏡貴也さんは友人曰く、「文字より空白の方が多い本を書く文章書き」という名の通り、空白が非常に多い書き手さんですのでささっと読み終わる事が出来ました。

今回読んだ作品は「大伝説の勇者の伝説」ですが、こちら、じつは「伝説の勇者の伝説」の続編なのでした。

ちなみに伝説の勇者の伝説、通称伝勇伝のほうが全11巻で大伝説の勇者の伝説、通称大伝は現在8巻まで刊行されています。また外伝として「真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説」、通称黒伝が現在6巻まで刊行、短編集として「とりあえず伝説の勇者の伝説」、通称とり伝は全11巻。全部合わせると36巻もある大シリーズになっています。

初作が2002年の割に最近にアニメ化されました作品でもあります。

作品内容としては王道のファンタジーですね。
簡単な内容では。
眠るのが好きな優しい魔術師の主人公、ライナ・リュートと美貌の凄腕女剣士のフェリス・エリスがローランドの若き英雄王、シオン・アスタールの命令でどたばたコメディとシリアスな戦闘を含みつつ、「勇者の遺物」を探すといった内容の「伝勇伝」。
その外伝であり、ほぼどたばたコメディの「とり伝」。
そしてシオン・アスタールが主人公となるローランド革命をとりあげる過去編、「黒伝」。(現在刊行中)
伝勇伝の続編にして「とり伝」に登場したキャラクターもメインで登場し、シリアスな展開で全作の伏線回収を繰り広げている「大伝」(現在刊行中)
となっています。

キャラクターはちょっと古い感じもするんですが受け入れやすい作品でもあると思います。
ファンタジーものが好きな方はするっと受け入れられるのではないでしょうか。

今回はシリーズ紹介という事であらすじはなしで!

怠け者だが優しすぎる魔術師と、理想を追うために全てを投げ打つ英雄王。二者の進む道はどこへ続くのか。

ファンタジーものライトノベルが好きな方は是非是非。

それでは今夜はこの辺で。

皆様良い夜を。

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クビキリサイクル 感想

どうもこんばんは。NINOです。

本日は講義が3コマにしかなかったので車検に愛車のFitを持って行きました。
しかし車検には少し時間がかかるとのことで代車を借りました!

借りた台車の種類はゼストスパークの白。軽自動車ですね。

←こんなんです。

鍵を指す必要が無いだ・・・と・・・

ハンドブレーキが踏み込み式だ・・・と・・・

と大変驚きました。未開人でした。

案外身近なところで技術の進歩を見ると愕然としますね。

代車とはいえ、色々な車を運転してみるのも楽しいものです。
ただ、やっぱり愛車が一番運転しやすいんですけどね。

さて、本日の紹介はライトノベル、「クビキリサイクル」です。

この作品は以前紹介した

猫物語(白)

の作者さんである西尾維新さんの講談社のデビュー作ですね。

私は中学校の頃にこの作品を友人に勧められて読んだら、もろに西尾世界に囚われてしまいました。
思春期には相性が良すぎる作品ですね。いろんな意味で。

この作品は通称<戯言シリーズ>と呼ばれるシリーズの第一作目なのですが、シリーズの中では一番ミステリしてる作品です。戯言シリーズで個人的にお勧めはこの「クビキリサイクル」と「サイコロジカル(上下作)」になります。

主人公でありながら語り部である「ぼく」こといーちゃんの言い回しや行動。
また、個性豊かな登場キャラクター達。
このシリーズはキャラクターが立ちすぎるために、巻が進むごとにミステリ要素が無くなっていく物凄い作品でもあります。人呼んで人外バトルもの。実際その通りなのですがライトノベルが普通に読めちゃう人には何の問題もないです。

2006年の宝島社の「このライトノベルがすごい!2006」の映えある第一位でもあります。
いーちゃんに少しでも共感する事のない10代なんていないと個人的には思います。

さてあらすじです。
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ぼく」は19歳。大学生。友人であり技術職の天才である玖渚友の付き添いとして天才の集まる島、「鴉の濡れ羽島」にやってきた。
天才の集まる島の名の通り、島には画家、数学者、料理人に占い師などと多くの天才たち、三つ子のメイドにメイド長とその主。
安穏と島で天才たちと出会いつつ会話をしながら過ごしていた「ぼく」だが、ある日殺人事件が発生してしまう。
事態を収拾するために行動する「ぼく」だったが・・・
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あぁ、この本を読んでた頃は15歳だったなあと、読みなおしながら思います。7年もたつのかぁ・・・
このシリーズ作品はそれこそ私にとってバイブルで、何回読みなおした事やら。

また、キャラクター小説でもあるため外伝として<零崎一賊シリーズ>とそのうち刊行すると噂の<赤き制裁シリーズ>があります。やはり全体的にどうしようもなくキャラクターが濃いですし、キャラクターの再登場などが多いために愛を感じますね。

NINOはいーちゃん哀川さんが好きです。(どうでもいい)

天才たちが集う島にての殺人事件。凡人たる「ぼく」が辿りつく答えとは・・・
興味が沸いた人には是非是非読んでいただきたい作品です。

それでは今夜はこの辺で。

皆様良い夜を。

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